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外科/できもの外来

外科とは

外科は、体のさまざまな部分に対して手術を行うことで病気やケガの治療を専門とする診療科です。当院では薬を使った保存的な治療のほかに、主に小手術を対象とした外科の診療も行います。

外科で治療する主な病気・ケガ

1. 切り傷・擦り傷

応急処置としては、まず傷を流水でしっかり洗い、砂やゴミなどの異物を取り除きます。その後、出血がある場合は、清潔なガーゼや布で軽く押さえて止血します。もし傷が深くて出血が止まらない場合や、異物が取れない場合は受診しましょう。

2. 熱傷(やけど)

応急処置としては、まず熱傷した部分をすぐに冷たい流水で20分以上冷やします。広い範囲にわたるやけどをした場合は、早急に受診しましょう。

3. 動物咬傷

応急処置として、まず噛まれた部分を清潔な流水でしっかりと洗い流します。出血があればガーゼや清潔な布で圧迫して止血します。感染のリスクを考慮し、なるべく早く受診しましょう。医師の指示に従って、破傷風のワクチン接種が必要になる場合があります。

4. 蜂刺され

蜂に刺されると、体質によってはアレルギー反応が全身に及び(アナフィラキシー)、命に関わることもあるため注意が必要です。

以下の症状が見られたら、すぐに救急車を呼んでください
  • 呼吸困難、息苦しさ
  • 全身のじんましん、紅斑
  • 吐き気、嘔吐、腹痛
  • 意識がぼんやりする、めまい
  • 唇やまぶた、舌の腫れ

繰り返し刺された場合、アナフィラキシーが起きる可能性が高くなります。

当院では 「エピペン(自己注射型アドレナリン)」 を処方しております。 蜂に刺された経験がある方や、アレルギー体質の方は事前の備えとして一度ご相談ください。必要に応じてハチ毒アレルギーに対する検査(血液検査)も対応します。

5. できもの

皮膚やその下にできる「できもの」にはさまざまな種類がありますが、見た目が不規則であったり、急に大きくなる、出血するなどの異常が見られた場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。

できもの外来

6. 蕁麻疹

原因としては、特定の食べ物や薬、疲労・ストレス、寒暖差などが挙げられます。症状が広がったり、くり返し発症したり、日常生活に支障をきたす場合は、医療機関での治療が必要です。急な症状や慢性的な蕁麻疹でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

7. 帯状疱疹

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス(水ぼうそうの原因ウイルス)が体内で再活性化することにより発症します。体の片側にピリピリとした痛みと水疱(みずぶくれ)が現れるのが特徴ですが、水疱が見られないタイプ(帯状疱疹前駆症状型)もあり、痛みだけが出ることもあります。

当院では、帯状疱疹に対して抗ウイルス薬による初期治療や、帯状疱疹後の神経痛に対する内服治療を行っております。また、50歳以上の方を対象に、予防のためのワクチン接種も受け付けております。ご希望の方はお気軽にご相談ください。

できもの外来/日帰り小手術

当院の外科では局所麻酔下にできものを摘出する日帰り小手術を行っています。できもので多いものは粉瘤(アテローム)と脂肪腫(リポーマ)です。

粉瘤(アテローム)

粉瘤は、皮膚の下にできる袋状の構造で、その中には角質や皮脂が溜まっています。

見た目は皮膚の表面にふくらみができ、触ると軟らかいか、やや硬く感じることがあります。通常は痛みを伴わないものの、粉瘤が感染を起こすと、赤く腫れ、痛みを伴い、内部に膿が溜まることがあります。

抗生剤で感染を押さえることも可能ですが、皮膚を切開して膿を出す処置が必要になることが多いです。

脂肪腫(リポーマ)

脂肪腫は、皮膚の下にできる軟らかい塊で、脂肪細胞が異常に増殖して形成されます。触れると軟らかく、動かすことができるため、しこりのように感じることが多いです。

通常は無痛であり、成長も非常にゆっくりで、直径数センチ程度の大きさにしかならないことが多いです。ほとんどの脂肪腫は良性で、がん化するリスクは極めて低いとされています。

小さいものであれば日帰りで摘出を行うことができます。ただし、大きくなりすぎたり、周囲の神経を圧迫して痛みを伴う場合は日帰り手術対応が困難になることもあります。